結婚前、ポルトガルのTaviraからVila Real de Santo Antonioへ、そしてスペインAyamonteへ行った時の写真。ゔぃられあるどさんあんとにお、とても言い難い町でした。
渡航費は当時のレートでたった100円程。195エスクード。今は1.3ユーロらしいです。今もかなり安いですね。
この日はタヴィラから、スペインとの国境の町、サンアントニオにやってきました。2001年1月9日(火)です。
タヴィラからのバス代は、当時405エスクードでした。200円行かないくらいです。
新年祝う行事かなー?お祭りがあった模様。
サンアントニオの町の中心。オベリスクがあります。三枚の写真を継いでいるいるので歪んでいます。お祭りはここであったようで、真ん中には可愛いメリーゴーランドがありますね。
シェルのガソリンスタンド。なぜか気になるガソリンスタンド。日本の田舎にあるガソリンスタンドより簡素な造りですよ、ホント。
まだTaviraに戻るのは早すぎる時間だし、せっかくだからと思ってフェリーに乗って最初行くつもりは無かったスペインに渡ることにした。チケットを195エスクードで買い、そのまま目の前にあるフェリーポートに向かった。船場の雰囲気から察するに、どうやらもうすぐ出航しそう。
当時の自分の日記より。フェリーチケエット売り場。ボロすぎて哀愁しか無い。でもだからこそ愛せてしまう、不思議。
地べたに置いてある謎の石造りの椅子。ここに座ってフェリーを待てと??奥に見えるのが100円(当時のレート)でスペインへ連れて行ってくれる素敵なフェリー。
フェリーといっても甲板に車が2、3台乗ればいいところだし、古い釣り舟を少し大きくしたような感じ。オンボロすぎて不安になる。
当時の日記より。素直な感想。
乗ってみたら割と小綺麗。オンボロは言い過ぎ。
逆光なので、モノクロっぽい写真に。
アヤモンテまでは10分少々。川なので揺れも少ない。対岸が近ずき、そして離岸した方面が遠ざかって行く。ちょっとした航海だけど割と楽しい。雨が降ったせいか、グアディアナ川は、茶色く濁っている。入国審査等という大げさなものは何も無く、フェリーを降りればそれでスペインに入国。驚く程あっけない。
当時の自分の日記より。
アヤモンテか、サンアントニオなのかは分かりません。船上から撮ったものなのは確か。グアディアナ川の水が濁っているのは雨が降ったからのようです。普段はもう少し綺麗らしいです。判別できないけれど、看板にはESPANHAとか書いてあるのかな?
到着したばかりの港にあるガソリンスタンド。雰囲気ありすぎて、ちょっと感動した。
町中なんとも言えないクラシックな感じがします。当時基準でも古いBMWとベンツ。
さっきの写真から少し左を撮ったところ。ベンツが同じですね。
どこでしょう、街の中心でしょうか?わかりません・・・
アヤモンテにある教会。その名もアヤモンテ教会。
教会の壁面にあるタイルの絵。ポルトガルなら、壁面にある絵画は青と白のモノクロ(アズレージョって言います)なんですけど、スペインは派手ですね。
なんともカラフルで豪華。スペインだなって感じがしました。
街の商店がある路地。この時はほとんど閉まっていましたね。観光客はいなかったと思います。
目的もなく街をぶらぶら
規制線みたいなのが張ってあるんでしょうか?覚えてません・・・
丘陵地にある町です。向こうに見える茶色いのはグアディアナ川。晴れていたら綺麗だったんでしょうね。
一般の方の家。風車も壁の色も面白いなって思って撮りました。
軽く地震でも起きたら落ちてバリバリになるって思うんですけど、平気なんですかね?
アールヌーボーな感じのベンチ。これは新しそう。こういう雰囲気、好きです。
幅広い大きな階段なのに、頻繁に人が歩いている形跡の無い階段。中央が傷んでいるんで、昔はよく人が歩いていたんでしょうか。
気になったので振り返って階段をもう一枚。大通りに続いているわけじゃなくて、裏の路地みたいなところに続いているから、もうあまり使われないのかもしれませんね。
アヤモンテの町に滞在したのは1時間にも満たないけど、それでも十分町を散策できた。Santo Antonioに比べると町はこぎれいで、町の中心は服や小物を売る商店が軒を連ねて建っていた。道は、車が一台通れる程の広さで、石畳が風情を醸し出す。ポルトガルでもそうだけど、スペインに入っても野良犬が多い(以前行ったマドリッドとか、バルセロナはそんな事無かったと思う、自信ないけど…)。人に慣れているせいか襲ってきたりとか、そういう危険な目に遭うことは決してないと思うけど、犬が苦手な人にとってはちょっと厄介かも知れない。Caféでくつろいでいる時も、犬が餌を求めて店の中にテクテク入ってきて客に寄って来るくらいだから。可愛いから見ていて楽しいんだけどね。
こんな感じで、アヤモンテの町をぶらぶらしたようです。特に何かあったわけじゃ無いけれど、ガソリンスタンドとタイル画と、古い階段が何故か心に残りました。あと写真に残ってないけど多分野良犬も。