昨日は映画の日だったので、ファンタスティック・ビーストを見に行ってきました。
まずは公式とか予備知識とか
映画の下調べは殆どなし(設定に関係するところは目にしてもワザと読み飛ばしたり)でハリーの続編って事以外、ほぼ予備知識なしで行きました。
映画の舞台が1920年代の禁酒法時代の映画だと言う事に軽く衝撃。
禁酒法時代に魔法使いが現れるなんてロマン溢れる設定ですよ!
今後ギャングも絡んだりするんでしょうね?!きっと。
ちなみに、ハリーポッターの続編はもう出版されているようですが、日本語訳が微妙・・・?
ネタバレの無い方の感想
ファンタスティックビーストって名前がつく位だし、
やっぱり、ビーストが可愛い!
最初に笑わせてくれたのはやっぱりニフラー。劇場でクスクス笑い声が聞こえてくるの、久し振りでした。
きゃとらにさんが描いたニフラーのイラスト可愛かった!
ボウトラックの「ピケット」は見た目ちょっと苦手な感じなんだけど、
性格が良かった!あんな事されちゃ仕方ないけど、拗ねちゃう感じとか(笑)
魔法動物は一つ一つ書いていったらキリが無いのでこの辺で、劇場でぜひ見て楽しんでほしいです。
単純に
CGすごいなー!!本物の生き物みたい!!
って思いましたよ!
主人公のニュートは内向的で、なかなか人に心を開かないタイプ。
でも魔法動物の前ではイキイキしてて別人みたい。
仲間のジェイコブ・コワルスキーもなかなかいいキャラしてました。仲間でただ一人の「ノンマジ」ポッター風に言うと「マグル」。
缶詰工場を辞めて、パン屋を開く事を夢見る可愛いおじさん。
ニュートに上手く使われる一面も(笑)
そして忘れてはいけない女性陣。私はまず、妹のクイニーの方に目が行きました。
料理も上手でとってもセクシーなんですよ!
心を読む魔法を使うのに、性格も良い。そして姉思いで、お姉さんのティナをピンチから助ける為に、駆け引きまで出来ちゃう頭の回転の良さ!
完璧すぎる・・・。大好きなキャラです。
本当のヒロイン?お姉さんのティナ。
元捜査官さんだけど、正統派の刑事さん風。
この時代の髪型ってなんか素敵だと思った。
旦那えむしの切り口
舞台がアメリカって事で、「マグル」(魔法を使えない人間の事)が「ノンマジ」 になってたり、魔法省のアメリカ版がMACUSAって名前になっています。
ポッター風のファンタジーで情緒のある名前が、アメリカナイズされて合理的になり、分かりやすく記号化されている。そう言う細かな部分が面白かったって言ってました。(物語とは別の部分で)
ニュートがアメリカ式の合理的なやり方にギャップを感じてる部分は、イギリス人がアメリカに抱く印象が色濃く出てるんだろうなー、とも。
StingのEnglishman in NewYorkを思い出したようです。
ネタバレ感想
主人公のニュートが持ってるカバンは四次元ポケット+ジョジョの5部に出てくる亀・・・いや、ハンターxハンターのノヴの四次元マンションみたいな・・・なんかそんな感じの広大で大自然な空間がカバンの中に広がっています。
魔法動物があそこから抜け出すなんて勿体無い事するなあって思いました(笑)私ならでっかい寝室とダラダラ出来る部屋にしますね。
あのトランク内は楽園ですよ!
しかし大事なトランクの鍵が妙にゆるゆるなのは、ちょっと無いんじゃ無い・・?
物語の黒幕を隠す手法はJ.K.ローリングっぽかったです。
ちょっとハリーポッターの一作目を思い出すようなミスリードのさせ方でしたよ。
あまり物語の先を読んで映画を観るのってつまらないと思うけど、
どうしても
「あー、これ。この女の子がオブスキュラス(魔法使いに取り憑いて、魔力を暴走させる魔物)の元だって匂わせてるけど、このお兄さん怪しいんだろうなー」
って思って見てしまってました。
後で旦那のえむしとも話してたんですけど、あの辺りの物語の作り方が、ちょっとワンパターンな感じがしないでもないです。
狙い通りなのかも知れないけど。
その後、捜査官さんがグリンデルバルドだってところまでは分からなかったので、上手く作者の手の上で遊ばれてたのかな?
グリンデルバルドはヴォルデモートが出てくるまでは最強の魔法使いだったようで、今回はグレイブスって言う刑事さん(捜査官?)に化けていました。
グレイブスはコリン・ファレルが演じています。
彼の出てる映画だとフォーンブースが凄く好きです。
良かったら見てください!これも旦那に教えてもらいました。
とある男性が電話ボックスに閉じ込められ脅迫されて行くんですが、ほぼそこだけで物語が展開するんですよ。
とってもスリリングです。
ちなみに、主人公のニュートとダンブルドア先生は年齢が4つ違いで、ホグワーツを退学させられたニュートの事を最後までかばってくれたようです。
次回作にはダンブルドア先生も出てくるみたいですよ!どうなるんでしょうね!?
最後、クイニーが記憶の消えたジェイコブのパン屋にいくところはちょっと涙腺やられそうでした。ギリギリ耐えたけど。
ジェイコブも記憶を消されているはずなのに、パンのデザインが全部魔法動物・・・!
きっと二人はくっつくんですよね??
まとめ
ファンタスティック・ビーストはハリーポッターのシリーズを見たことの無い人でも十分楽しめるし、見た人ならニヤっと出来る部分も多い作品になっています。
レンタルよりも劇場で見た方が良い作品ですよ!
主人公がいい大人だし、ポッターの一作目よりは大人向けです。
でも小学生のお子さんでも楽しめるんじゃないでしょうか。
このシリーズは全5部作。今は第1作が公開されただけなので次回が楽しみ。
次は2018年公開の予定です。
私たち夫婦のオススメ度は ★★★★☆ くらい。
★5で満点
次回作もきっと見に行きます!
主人公のニュートが実際に出版したとされる本だそうです。
実際は620円なので購入する際は気をつけましょう。現在Amazonでは1000円以上上乗せされて販売しています。
マダムフローレンスも面白かったですよ!この冬観る映画の候補にぜひ。