娘がお金を拾って不安そうに帰ってきた時のお話です。
登場人物紹介
母えむふじん
作者。子供が3人いる。ライブドアの漫画記事は長男末娘の話が多い気がするけど、生活系のエピソードを描こうと考えると長女の事を多く思い出すなと思った。
父えむし
私の旦那。共同執筆者。ちゃんと描くって言ってるのに、このままで良いと頭が切れているいい加減なアバターを作ったのは彼。
長女えむこ 小三
子どもの中じゃ年の割に一番しっかりしてると思うけど、それでもやっぱり小学三年生。判断に困ることもたくさんあります。今回は彼女が主役。
ポニテちゃん 小三
えむこと仲良くしている女の子。
うらのえむふじん12
三年生にとっての1万円と言う金額
こんにちは、えむしです。ここからは僕がつらつらっと。
我が家ではお小遣いを与えるのは5年生から。
人物紹介のところにもありますが、長女は小学校三年生です。
お年玉でだってそんな大金を貰ったことはないし、1万円どころか100円だって彼女にとっては大金です。それは、お友達のポニテちゃんも同様でした。
「もしかして叱られることかも」って考えた理由を尋ねてみたら、
「持って帰ることが泥棒になるんじゃないかって不安に思った」と。
でも、「1万円みたいな大金をこのままにして、困っている人を放っておくのも良くない」と思って、勇気を出して二人で持って帰ってきたと話していました。
金額の大きさ、更には良いことをしているのか確信が持てなかった事もあって、持って帰ってくる途中は相当重圧を感じたようです。
不安と勇気と喜びと
下校途中、また戻って学校に持っていくべきか、家に持って帰るべきか、それともそのまま置いておくべきかで悩んだ長女とお友達。
帰宅後、向こうの親御さんと皆で、拾った1万円を交番に持って行って、「拾得物件預かり書」を書いてもらいました。
交番を後にする少し前、おまわりさんから「良く持ってきてくれたね。二人ともありがとう。」 って褒められた事がとても嬉しそうで、その顔が印象に残りました。
「いい事をして褒められた」
勇気を出して持って帰って来て良かった!
おまわりさんからも褒めてもらった!と交番からの帰り、長女とお友達はずっと上機嫌でした。
絵日記には描いていませんが、一応学校にも連絡は入れていました。
次の日拾ったお金を交番に持って行った事を担任の先生に伝え、また褒められた長女えむことポニテちゃん。
二人の中で不安は大きな喜びに変わり、この出来事は心に残る思い出となったようです。
たくさん考えて勇気を出してくれたので、僕ら夫婦にとっても思い出に残る出来事になりました。
最近問題になっている氏名等告知について
拾得者の娘が小学生低学年だということもあり、OKは出しましせんでした。
以前、僕が財布を拾った時はOKにした事があるのですが、落とし主の方からはお礼の電話とお菓子をいただきました。
次、仮にまた拾ったとしたら・・・もう告知OKにはしないかな。怖い目に遭ったわけでもないけれど、なんとなく必要の無い事だなと思って。警察を介してやり取りができるのなら別にいいんだけど、個人間だから何があるか分かりませんよね。
ちなみに、この出来事から一ヶ月と少し経った現在でもまだ落とし主は現れていません。
有権(落とし主が現れなければ拾得物を貰える権利が発生する)にチェックを入れたので、もしかしたら8月になる前、大きなお小遣いが二人にやって来るかも知れません。
ポニテちゃんと娘の漫画記事
次回予告
なぜか財布をよく拾う我が家の面々。
長男が財布を拾って家に警察官の方を呼んだ場合、盗難届を出されていた財布を拾って大変な目に遭った私えむしの場合を次回掲載予定です。
絵日記うらのえむふじんは、裏話のほか漫画記事を掲載しているライブドアでは描いてない普段の生活の中で感じたことや思った事をこう言った形式で紹介していこうかと思っています。
ではー。
えむこも大好きどうぶつの森。案外こう言うので道徳心やら学べるのかな?
2000円ちょっとで買えてお得ですよ。何時間でも遊べます。