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えむしとえむふじんがあらわれた

オタクな夫婦が書く日常とか思った事なんかのアレコレに思い出話とか。三人の子持ちです。

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【あらすじ・感想】「山田孝之のカンヌ映画祭」が凄い 第6話 山田孝之 フランスの映画人と会う

映画・ドラマ 感想

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こんにちは、えむしです。前回はなんだかんだありながらも観光だけでしたね。

今回はフランス映画人から真面目なお話を聞いた後、お説教を受けるお話でした・・・。

 

山田孝之はフランスの映画人と会う

カンヌで賞を取るために映画を作る

自分たちの掲げたポリシーは本当に正しいのか

作ろうとしている映画はカンヌに向いているのか

二人はフランスの映画人にあいながら その感触を探り探り

確かめていくことにしました

映画人たちとは、それぞれ別々に機会を設けてもらって会いに行った山田孝之と山下監督。

オムニバス形式の編集がなされていて、話のつながりがスムーズでしたが、文章の編集の都合でまとめて書かせていただきます。

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ギョーム・ブラック Guillaume Brac

映画監督:代表作「遭難者」「女っ気なし」「やさしい人」

  • もし、カンヌに出品する映画を作りたいのなら、フィルムで撮影したほうが選ばれやすいです

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オレリー・ゴデ Aurelie Godet

ロカルノ国際映画祭プログラマー

  • カンヌの選定ディレクターはコンペティション部門にこういった映画を選ばないでしょう

 

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ディミトリ・イアンニ Dimitri Ianni

日本映画研究者・KINOTAYO現代日本映画祭チーフプログラマー

フランスで日本のインディーズ映画やジャンル映画を広く紹介している。


パイロットフィルムを見た後、首をかしげ、苦笑い

カメラは是枝組の山崎裕さんなのですねとコメントした後、

  • 有能なスタッフが関わっているのはそれだけでプラス
  • この作品にはすでにスタイルが備わっていますね(ジャンル映画っぽい?)
 

(ロマンポルノやヤクザ映画などは)撮影所システムから生まれた映画は世界で最も革命的でした。

問題は今や撮影所がなくなってしまって、今や映画は学校で教わるものです。

しかし、本当に学校で学べるものでしょうか?

学校ではなく 生きることで学ぶのが映画だと思います。良い映画監督になりたいならね

 

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ヨヴ・ムーア Yov Moor

カラリスト 映画全体の色彩と質感を整えるスペシャリスト

カンヌ国際映画祭に出品した「裸足の季節」や「若き詩人」などを担当

  • 世界に入り込める時間があって 細部に目を配れるのはいいですね
  • 「これはジャンル映画かな?」と思いました
  • フィルムに似せるのではなくデジタルの個性を見い出すことです
  • 有機的な感じ つまりは人間らしさを出すのです
  • 真空管の音には丸みがあるように、映画でもこの丸みが求められています

 

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ヴァンサン・ワン Vincent Wang

プロデューサー・映画館経営者

カンヌ国際映画祭に参加した「ヴィサージュ」など ツァイ・ミンリャン監督と数多くコンビを組んでいる

  • アジア映画に関しては新しい視点や手法が求められています
  • ジャンル映画についても同様です

ジャンル映画だと思っているようだ

  • この少女がうちに秘めている暴力をこれまでとは違う手法で表現しなくてはなりません
 

結局 いい監督というのは自分の企画を信じ続けられる人です

その企画が実現するかしないかは関係ありません

映画祭で賞をもらったかどうかでその作品の価値が決まるものではありません。

監督というのは信念の職業で、まず自分を信じなければならない。

出演者やスタッフのエネルギーを結集させて作品の中に昇華させるのが監督の仕事なのです。

 

この企画全否定な発言・・・(笑)しかし映画人としては真っ当な考え方。

 

最後に、ギョーム・ブラック監督とのやり取りを・・・。

 

この映像(パイロットフィルム)で出資者を見つけられるの?

 

今あのー、一応、一人

 

そうですか 脚本もあるのかな?

 

まだないです

 

私だったらカンヌを下見したり、パイロットフィルムを作ったりはしません

まず脚本を書き 早い段階で俳優に会います

あなた方のように

私は俳優に合わせて脚本を練っていくタイプです

 

ごもっとも(笑)

ギョーム・ブラック監督は本来なら現在はここにおらず、新作を撮影しているはずだったと言う。

しかし撮影の資金が集まらず撮影は数ヶ月延期になったと言う話を聞いた。

 

本当に予算の問題なんですね

 

そうです

 

時系列はよく分からないけれど場面は転換し、

 

おみやげです

 

中身は和包丁

 

素晴らしい包丁ですね。もし次の作品が撮れなかったら私はこれで・・・

 

何を言わせているんだ・・・(笑)

 

私は自分の作品がごく少数の人でも、熱狂的に気に入ってもらえるほうが嬉しい。

大勢の人に適当に消化されて、すぐ忘れられてしまうよりもね。

最も大事なのは撮りたい場所を一つと、撮りたい俳優を一人見つけることです。

場所と俳優が見つかれば、映画ができたも同然です

 

山田孝之は山下監督とプロットを完成させる

そして、第五話冒頭の公園でくつろいでいたシーンに戻る。山田孝之が撮りたいと思う俳優は・・・

 

どうして、映画で、私を・・えらん、でいただいたんですか?

 

 

んーもうシンプルにお芝居をみてー、あのー、すごくあのー、ビックリしたのね。

んー・・前から僕はずっとそのー、何度か、言ってるんですけど雑誌の時とか。

まあ今回だから共演って形じゃないですけど、まぁ単純にそのー共演っていうのも、あのー・・ただ一緒に芝居がしたいっていうより・・一緒に仕事がしたかったんですよ。

直で見たくなりますし、感じたかったんですよ。

大丈夫です、絶対にできます。もう、僕想像できます。

 

 

本当ですか?

 

 

はい

 

 

ふふふ

 

 

画がうかびますもん。

表情も。

 

 

そして、場面は再びパリへ戻る。

パリ・セーヌ川、ノートルダム寺院の前やホテルの中で議論しながらプロットを練る二人。

山田孝之からもアイデアが溢れ出る。山下監督のノートにはかなり詳しくセリフなどが書き込まれていく。

これまでにないくらい真摯に向き合う二人の様子。

作業は帰国日の朝まで続き「穢の森」プロットは完成した。

山田孝之たちは河瀬直美監督にあう

7月31日、山田孝之たち3人は奈良にいた。

車から鹿を見て喜ぶ3人。目的は河瀬直美さんに会うこと。

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かなり浮かれたTシャツを着て奈良訪問。

ナレーションによると、カンヌで手応えを感じたらしい・・・。

河瀬直美監督について

河瀬直美監督は、2007年第60回カンヌ国際映画祭、「殯の森」(もがりのもり)でパルムドールに次ぐ賞である審査員特別大賞「グランプリ」を受賞した。

奈良を舞台に、家族を失った二人の登場人物、認知症の老人と女性介護士のふれあいを通して人間の生と死を描いた劇映画

殯の森 - Wikipediaより

2015年第68回カンヌ国際映画祭では「あん」を「ある視点」部門に出品。オープニング上映された。

また2013年の第66回カンヌ国際映画祭では、コンペティション部門の審査員を務めている。

 

今年のカンヌには「光」を出品する。

www.cinemacafe.net

eiga.com

山田孝之たちは河瀬直美さんの事務所に着いた

事務所に案内された3人。

カンヌで受賞した賞状やポスターを見て感動している様子。

そこへ河瀬直美監督が到着する。「光」のロケハンがあったようだ。

 

ていうか、このTシャツどうしたんみんな(笑)

 

山下監督はカンヌに行ってきたことを伝え、河瀬監督は部屋にあるカンヌ関連のポスターやそこにある寄せ書きについて説明をする。

中にはスピルバーグやニコール・キッドマンからの寄せ書きもある。

 

”To Naomi, you inspire me!”

スティーヴン・スピルバーグ

 

”Lovely, Naomi lovely”

ニコール・キッドマン

 

すげえ、と驚きの声を上げる一同。

そして、河瀬監督へお土産を渡す山田孝之。

 

買ってきたので、是非

 

お、I Love Canneや

一緒に着た方がいいの?これ

 

いや、大丈夫です大丈夫です大丈夫です

 

 

と、さすがに恐縮している様子。

パジャマにでもしてもらえればと、山田孝之。

Tシャツ、マグカップ、そしてクマのぬいぐるみ。

すべてI♥CANNESが印字してある。

 

これはあれだよ、人にあげるときは値段を外すように

 

すいません、それは俺のミスです

 

 

和やかな空気だけれども、時折圧のある河瀬監督のジャブが飛んでくる(笑)

 

カンヌ映画祭、に行くための作品を今準備してるんですよ。でー、狙うはパルムドール、と言うことで。なんて言っていいか、まあちょっとヒントっていうかアドバイスとかー頂けたらなー、と思って。ちょっと今日は、まあ・・。

えー、その作る映画の監督は、僕です。プロデューサー(山田孝之を両腕で示して)で、主演が芦田愛菜さんで、はい。

 

 

プロデューサーもやるんですか

 

・・色々と挑戦したいなと思って

 

 

どこが出資すんの?

 

 

いまはー、んー・・

 

 

映画関係者では無いってこと?

 

 

山田孝之達の緊張感が高まり、河瀬監督の圧が高まり続ける(笑)

 

それはー・・

 

 

今はー、そうですね

 

 

飲食の、飲食の人が今池袋の方に店持ってる方が・・・とりあえずは、はい・・・

 

 

へぇ〜

で、その人がー、カンヌ狙いたいみたいな事って言ってるってこと?

 

 

いや、それはまあ、僕ら全員、全員が、です・・。

 

1人vs3人なのに、場を支配する河瀬監督。なんか見てるこっちまで緊張する・・・。

河瀬監督さんの質問は至極まっとう。

芦田さんへ向けて河瀬監督は尋ねる。

 

カンヌって、知ってる?

 

はい

 

どんな、イメージ?

 

あーでもなんか、遠すぎてなんか実感がわかないって言うか・・・

 

 

芦田さんへの優しい問いかけ。そこがまた大人二人への圧となる・・。

北区赤羽でも説教回あったけど、静かな雰囲気の河瀬監督のオーラであれよりもガチっぽく見える(笑)

 

そもそもなんで俳優やのに、映画のプロデュースしようと思ってるの?

 

 

もっと中に入って、もっと早い段階からモノをちゃんと作っているっていう、実感が欲しくって、人と組んでなにか、その、1から0から作っていくって事で・・・

 

 

でもさ、それやったら別にカンヌとかどうでもいいんじゃ無い?

 

 

緊張感MAXだったけど、ド正論すぎて笑ってしまった(笑)

山田孝之も歯切れが悪い。

 

本気で、そこを、狙って行って・・できるものなのか試してみたいですし・・

 

 

けど私とかはね、もう全然カンヌとかー・・正直言って「萌の朱雀」って言って一番最初に撮った映画で、新人監督賞とか貰ってるんだけど、カンヌ知らんかったよ

自分が作りたいって思うものを作った先にー、なんかそれが付いて来た、みたいな感じやから、どうやったらその賞を獲れるとかは、正直何も言われへんねんね。

 

 

そこで山下監督、プロットとパイロットフィルムを河瀬監督に見せようとする。

「タイトル似ちゃったんですけどぉ」とか言いながら映画のタイトルが「穢の森」である事を伝えると、河瀬監督は半笑いで・・・

 

・・・森とかなんかこう、付けたらなんか賞獲れるとか思ってるんちゃうやろな?

 

 

目が笑ってない、怖い(笑)

 

いやいやなんかそんな・・・・事では・・ないです・・・

 

この番組史上、かつて無い山田孝之の歯切れの悪さ(笑)

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そして、あかん、コレまじの説教やん・・・って顔。

 

会話に入ってなかったのに、漂う緊張感から思わず芦田さんもフー・・と息を吐いてしまう。

そこで「何歳?」と河瀬監督。「12歳です」と芦田さん。

河瀬監督は同じ歳のお子さんがおられるようだ。

芦田さんへの優しい気遣いがまた、緊張感を高める。

 

そして山下監督が用意したPCでパイロットフィルムを見始めるが・・・

その様子を見守る一同の様子が・・・なんか処刑前って感じの重い空気

フィルムの芦田さんの

「うぉおおおおおおお!!!」

を聞いた後、河瀬監督は

ふん・・。と一言。

何故だろう、あんなに真剣に撮影していたのにおフザケで叫んでいるように見えるのは・・・。

 

お母さん殺すとか言うてるけど、大丈夫ー?

 

 

あのー、今回山田さんは出られないって事で残念なんですけど、でもなんか一緒の、作品に携わる事が出来て、すごく嬉しく思ってますし、なんか初めてお会いした時に、映画について、熱く語ってくださって、なんか・・私の事を必要としてくださってて・・・なんか山田さんに、私はついて行きたいと思ったんで。

 

 

なんかでも、一つの道具みたいに使われちゃったりしないー?大丈夫?

 

イケナイ大人から子どもを守りたい感じの発言・・・これはきつい(笑)

 芦田さん、口元は笑っているけれど、目は不安な感じで山田孝之の方をチラッと見る。

 

なんかねえ、だってお母さん殺すとか、大変じゃない?

 
 

大変ですけどでも、大変な役を与えられると役者ってこう・・・

 

 

でも12歳だよ

 

 

でも、今までにやった事の無い役なので・・・・

挑戦してみたいっておも

 

芦田さんが言い切る前に河瀬監督は言葉をかぶせる

 

ぎゃーって叫んだら表現できるって言うわけじゃ無いやん?だって本当にお母さん殺さなきゃいけないわけやから

自分お母さんいるやろ?

 

 

はい

 

 

お母さん殺すんだよ?

 

口籠る芦田さん・・・。演技をするのだから、役になり切らなきゃいけない。つまり本当に親を殺す人間になりきる覚悟が必要だと。

河瀬監督は話を総括する

魂の込め方が何かの為(賞の為)っていうのがすごく見えてくる、 何かの為によりも自分の魂の為に、って言うのは無いのか、と。

賞のためにっていうのは道がぶれると厳しい顔で投げかける。

さらに河瀬監督は山田孝之の俳優としての才能を評価している事を伝え、こう続けた。

 

もっと真摯に俳優としてやれば、それこそカンヌの俳優賞獲れる。絶対あなたなら獲れる。・・・うん。 あたしとやれば

 

ん?

 

 

あたしとやれば・・・ やる?

 

あまりに予想外の言葉。

そして山下監督の方をみる山田孝之。

緊張からか、山田孝之も顔が真っ赤だった。

 

エンディングへ・・・。

まとめ

前半の映画人へのインタビューが霞むほど、後半の河瀬監督の話が濃かった(笑)

圧迫面接の様相。そしてまさか最後山田孝之を誘うとは・・・。

賞は後から付いてくる、っていうのは普通に考えたらその通り。

 

しかし何故、山田孝之はパルムドールを獲りたくなったのか。そこがまだきちんと明かされてない気がする。面白そう、では理由として浅いかな。

次回 第7話 山田孝之 覚醒する

予告では、一瞬山田孝之が涙を流しているように見えたシーンもあったけれど・・・?

タイトルも気になります。

 

ところで芦田愛菜さん。合格おめでとうございます。

www.daily.co.jp

そういえば第5話でDNAとか夏期講習とか言ってたもんね。

お話しのし方や読んでいる本を考えても、頭の良さの片鱗は見えていた・・・。

 

山田孝之のカンヌ映画祭 フォトギャラリー:テレビ東京

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ひかりTVなら「山田孝之のカンヌ映画祭」の一週間見逃し放送があります。放送六日前には次回の話が見られます。つまり12日から第7話が観られるのです。

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山田孝之のカンヌ映画祭あらすじ感想

>第1話

>第2話

>第3話

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お題「楽しみにしているテレビ番組」

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