友人に勧められて、難消化性デキストリンを摂取し始めましたので、その経緯と難消化性デキストリンとは一体何なのかを書いていこうと思います。
- ダイエットのために難消化性デキストリンを飲み始めたきっかけ
- 難消化性デキストリンとは?
- 難消化性デキストリンの効能は六つ
- ダイエットのために難消化性デキストリンを実際に注文した
- 難消化性デキストリンを食品にかけて食べてみた感想
- まとめ
ダイエットのために難消化性デキストリンを飲み始めたきっかけ
先日松谷化学に勤める友人と二人で飲んでいた時
「代謝が落ちたせいか、最近少しお腹周りが気になってきたよ。学生の時から体重も6kgほど増えたわ」
と言うような会話をしたんです。そしたら
「Amazonで難消化性デキストリンを買うだけなら大して高く無いし、松谷の製品でなくても良いと思うから、一度試してみれば?」
と。
その彼が言うには、色々なトクホの食品に松谷化学の難消化性デキストリンが添加されていて、難消化性デキストリンはトクホの元(入っていればなんでもトクホになるわけじゃないですけど)とも呼ばれているとか。
聞くところによると、松谷化学の食堂には難消化性デキストリンの入ったボトルが置いてあって、汁物にふりかけて添加して摂取しているらしいですよ。
難消化性デキストリンとは?
低カロリーな天然の澱粉(トウモロコシ由来)を原料とした水溶性の食物繊維です。
水溶液は透明で、低粘性、低甘味。すぐれた生理効果をもち、多数の特定保健用食品に利用されています。米国のFDAにおいてGRASと認められた、安全性の高い素材です。
Google翻訳
「GRAS」は、「一般に認識された安全」という語句の略語です。
連邦食品、薬物および化粧法(法)第201条(s)および409条の下で、意図的に食品に添加される物質は食品添加物であり、FDAの事前審査および承認の対象となる。 一般に認識されているか、または食品添加物の定義から物質の使用が除外されていない限り、適格専門家の間で、意図された使用条件のもとで安全であることが十分に示されている。
難消化性デキストリンが含まれているトクホの商品
代表的なのはなんといってもこれ。
難消化性デキストリンは他にも、トクホを取っている食品の多くに含まれていますよ。お茶とかね。
少しばかり高いのが難点。
トクホじゃないけど、UHA味覚糖からはデキストリン入りの飴なんかも出てますね。巷には結構溢れているようです。
難消化性デキストリンの効能は六つ
- 1. 整腸作用がある
- 便秘や下痢の改善 - 食物繊維は便秘を改善することが知られていますが、水溶性食物繊維の難消化性デキストリンも便秘改善に役立ちます。
- 腸内でビフィズス菌などの善玉菌を増やす作用があり、腸内環境を改善します。
- 2. 血糖値の上昇を緩やかに
- 難消化性デキストリンを炭水化物の多い食事と共に摂取すると、食後の血糖値の上昇が抑えられて、インシュリンの分泌が穏やかに。
- 食べながら、炭水化物を減らしたダイエットをしてる感じですね。
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- 3. 食後中性脂肪の上昇を緩やかにする
- 難消化性デキストリンを脂肪の多い食事と一緒に摂取すると、食後の中性脂肪上昇が抑えらるようです。
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- 4. 内臓脂肪をつきにくくする(メタボを改善できる)
- 難消化性デキストリンを食事と共に摂取し続けることで、内臓脂肪が減ります。メタボ予防にも良いですね。
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- 5. 中性脂肪、コレステロール値を下げる
- メタボ予防のところと情報が被りますが、内臓脂肪が下がる理由はこの辺りも関係していそうです。
- 6. ミネラルの吸収を促進し、貧血も改善できる
- これ、色々ある効果の中で一番凄いことかも。
- 食物繊維はミネラルの吸収にとって邪魔だったと考えられていたんですが、低粘度で腸内最近に作用することでミネラル吸収を促進するようです。
- 貧血も改善できるので、貧血気味の方にもオススメできそう。
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ざっとこんな感じです。良いことづくめですね。
コーラみたいなものでもがトクホになってしまうのはこの辺りが関係しているからでしょう。
パッと思いつくデメリットでいえば、薬なんかの吸収の仕方が変化するかも知れないので、薬を飲む習慣のある方は注意せねばならないかも。
グラフの画像は難消化性デキストリンのはたらき/ 澱粉の総合メーカー|松谷化学工業株式会社より引用しました。
学術的な研究も多くなされている
さらに詳しいことを知りたい方はググってみてください。
ダイエットのために難消化性デキストリンを実際に注文した
先に挙げた難消化性デキストリンが含有されている商品は少し値が張ります、なので「難消化性デキストリン」そのものを購入しました。
友人もどこのメーカー品でも良いって言ってたので、まずは安いやつをと思ってAmazonで発注。
まだ摂取し始めてから一週間。体重は1kg弱減ったように見えるけど、体脂肪率の変化はまだありません。これくらいはいつも増えたり減ったりしているので来週か、その再来週くらいから効果を感じる、のでしょうか?
難消化性デキストリンを食品にかけて食べてみた感想
こんな感じでザーッとかけてみたけど、水に溶けると味も粘りも無い(ように感じる)ので、きっとお味噌汁やお茶とか飲み物とかに入れて飲んだほうが良いかも。と言うか次はそうしよう・・・。写真のように直でかけるのはお勧めしません。スープ類や飲み物に入れて溶かしましょう。
粒状のままのものが歯の裏なんかにくっつくと、少し粘っこいなって言うのは分かるんですけど、唾液ですぐ溶けて剥がれ、無くなります。
難消化性デキストリンの効果でお腹が空きにくくなるのはすぐわかる
難消化性デキストリンで、どの程度脂肪や炭水化物、糖の吸収を抑えられているのかは分からないけれど、消化に時間がかかるからか、お腹が空きにくくなったのは確か。これはなんとなく体感できます。
間食が減ったのも間違いなくて、その食べなかった分のカロリー摂取は確実に減っています。
まとめ
普段食べているものや飲んでいるものに溶かすだけなので非常に楽に摂取できるのは嬉しい。粗探しをしようとデメリットを探してみたけれど、ちょっと見つかりません。僕は平気ですが、摂取する事で少しお腹が緩くなる方もおられるようなので、その辺くらい・・?
もちろん、これを摂取しているからといってドカ食いしてしまえば痩せるハズはありませんよ。
値段も一袋¥800と少しなので、一年は摂取し続ける予定です。
何ヶ月かして目に見える変化が出てきたら、またレポートを書いてみようかと思います。
これで¥864。僕は一回6g、一日18gほど使用しています。
しかし、松谷化学の実験では一回10g・・・。使用量を増やそうかな?
難消化性デキストリンを入れれておくのに使っているボトル。一回出すと3g出てきます。¥800です。
外食する時も、ホイルか何かに包んで持っていくと良いかもしれませんね。
松谷化学の製品を紹介しないのは礼儀に反するので、こちらも・・・
小分けされて使いやすくなっていますが、その分ちょっとお高い・・・かな。
松谷化学は希少糖(NHKのサイエンスゼロでも取り上げられていましたよ)関連の商品も出していて、これも非常にヒットしているので、いずれまたレポートしてみようかなと思います。
ではでは、また次の記事で。