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えむしとえむふじんがあらわれた

オタクな夫婦が書く日常とか思った事なんかのアレコレに思い出話とか。三人の子持ちです。

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【あらすじ・感想】「山田孝之のカンヌ映画祭」が凄い 第3話 山田孝之 パイロットフィルムを作る

映画・ドラマ 感想

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こんにちは、えむしです。第3話は真面目なパイロットフィルムの撮影回。

 

パイロットフィルム撮影の雰囲気が凄い

日の届かない、鬱蒼とした暗い樹海のような森の中。

木には赤い首吊り用のロープが一本。

芦田愛菜さんや山田孝之が見つめる中、役者さんが脚立に登って、首に縄をかけ・・・そして脚立から足を離す・・・→オープニング。

 

第3話を象徴するような始まり方でした。

パイロットフィルムですが、今回はいよいよ撮影が始動。

山田孝之は山下監督と芦田愛菜さんを呼び出した

どうしても撮りたいものがある、と呼び出された山下監督と芦田愛菜さん。

芦田愛菜「不安は不安なんですけど・・・

山下監督「不安は不安だよね」

芦田愛菜「ふふふハイ

山下監督「逆にこういう時にこー、何回も聞きなおすとあの人怒るからー・・聞けないんだけど」

車内でこんな会話をする二人。どうやら何をするか検討もついてない様子。しかし戦々恐々としすぎの山下監督。大丈夫なんだろうか・・・。

 

そして、到着した場所は森の入り口のような場所。

そこには多くの撮影クルーが既に待機していた。カメラマンや助監督にはカンヌで受賞経験のある面々が並ぶ。

山田孝之が言うには「完璧な布陣」

山下監督と芦田愛菜さんは、アイコス片手の山田孝之によって撮影クルーを紹介される。

 

山下監督「ちょっと一瞬いい?一瞬いい?ちょっとごめん

山田孝之は軽く笑みを浮かべ、山下監督に従ってクルーから離れる。

山下監督「何撮りゃいいの、聞いてないんだけど・・・

山田孝之「今日はパイロットフィルム撮ります」

 

なぜ何も説明してないんだ、芦田愛菜さんも話を聞いてない事になるけどコレ・・・(笑)

パイロットフィルムとは

スポンサーからの資金を獲得するために先行して制作される試作映像のこと

企画書では説明しきれない世界観を提示することが可能となり資金を調達する近道になる場合がある

山下監督「なんか、台本みたいなものって・・・

渡辺助監督「とりあえず山下さん来てもらったところでー、皆さんにご説明をここでするのかー・・・」

山下監督「俺が?・・・俺がするの?

渡辺助監督「山下さん監督なんで」

山下監督「あー了解、了解・・・りょうかい

渡辺助監督「とりあえず最初のプランだけ聞かせてもらって、それで現場移動できればいいかなって」

パイロットフィルムには台本もなく、説明は山下監督からなされると撮影クルーは考えていたようだった。

 

山下監督「ちょっといい?ちょっと

山田孝之をクルーから離れたところへ導こうとする山下監督。若干不安そうな芦田愛菜さん。そして・・・

山下監督「説明できないんだけど」

そりゃそうですよね(笑)

山田孝之「大丈夫です

山下監督「山田くんの方から言ってもらっていい?最初

山田孝之「なんか質問があれば答えます」

質問しないと答えないの・・・?

山田孝之とクルーは森の中へ移動する

とりあえず一行は撮影の現場へ移動する事に。

山下監督はなんとか情報を引き出したい一心で山田孝之に話しかけます。

映画全体の雰囲気が伝わるような凝縮版を撮ると言うことまでは分かった。

 

しかし森の中へ機材を台車で運んでいるスタッフは大変そう。

山田孝之「カンヌ目の前なんで、頑張ってください。」

と言いながら、頑張っているスタッフを尻目にペットボトルの水を飲む山田孝之。

 

現場についても撮影スタッフから山下監督は質問されるが、当然撮影プランなんて何も無いので答えられない。

山下監督「えーっとねぇ、具体的に〜・・・芦田さんー・・・

撮影スタッフから質問されて、山田孝之へ促すように質問する監督・・・。

山田孝之「芦田さん、えーっとそーっすね。あそこで首吊ってる人がいてー」

代わりに山田孝之が色々と答える。

具体的な画は既にある模様。

 

山下監督「あの死体(首吊ってる人)っていうのは、なんか芦田さんと関係がある死体・・・になんのかな?

山田孝之「あそこにぶら下がってるのは誰とかはまあ良いんですけど、まあそこはまあ詮索しないで欲しいんスけど」

山下監督「何かしら関係がある、かもしれない。

山田孝之「だから、そこはあんま詮索しないで欲しいんスけど」

「質問があれば答える」とは一体。つか詮索じゃなくて正当な質問だよね(笑)

山田孝之が中心となって撮影は進む

どんな設定なのかをおさらいしながらリハーサルの様なものをする一行。

山田孝之「芦田さんもあのー、山下さんがお父さんだと思ってちょっと一回」

山下監督「名前はー(お父さんの)」

山田孝之「そう言うのいい、いい。殺す殺す」

 

芦田愛菜さんと山下監督は言われた通りに演技をしてみるが、水にむせてそれを全く見ていない山田孝之・・・。

 

撮影スタッフも全貌を掴めない。

「本当のリアルはリアルに見えない」

「インパクトが欲しい」

「若干結末になっているけれど、それを見せる」

「自然にいきましょう、リアルにやってください」

「親は死んだと思ってここに放置している (芦田愛菜さんを) けど死んで無い」

芦田愛菜さんの設定は「母親に殺されかけた少女」と言うことになった。

「寂しいんですよ、母に首を絞められたのが最後の記憶なんで」

「戻るなら殺すしか無いんですよ」

断片的に伝えられる情報に、撮影スタッフも全貌を掴むのに苦労をしている様子。

パイロットフィルムはワンカットの映像になる様だ。

私が目をさますと そこは森の中

お父さんは私の後ろでぶら下がっている

「お母さんは?」

お母さんを思い出すと

 

哀しみ 憎しみ 怒りが湧いてきた

 

「お母さんが私を殺したんだ」

 

 

でも私は生きている

 

 

私はお母さんを殺そうと思った

オープニングのシーンに戻る

ここでオープニングで登場していた、首を吊っていた男性が登場。

ググってみると、この方だけで長文のエントリーが書けそうな濃い人だ・・・。

首くくり栲象(タクゾウ)・ホームページ

凄い名前。プロの首吊りパフォーマーだと言う。

 

そして、オープニングにあった首吊りシーン。

足を脚立から離した瞬間、縄にかかるテンション。

ギシッと言う音が森に響いて怖い。

 

山下監督は芦田愛菜さんがいるので、「倫理的に(マズイから)」仕掛けでやったほうが良いと提案するも山田孝之は「大丈夫っすよ」と一言。

山下監督「芦田さん芝居しづらいとかは大丈夫?」

芦田愛菜「大丈夫です・・・」

 

撮影は進み芦田愛菜さんからもアイデアが出る

芦田愛菜「最後に叫んだりしてもいいですか?」

芦田愛菜「う”ぉおぉおおおおおおおおおおお!!!!」

さすがプロの女優と言う演技。

 

芦田愛菜「声は無いほうがいいですか?」

山田孝之「いや、もっとイキましょう」

間に黙って立つ山下監督・・・。

 

「最後、ほんと伸ばすことを意識しないで、もう許せない、殺してやろうと」

「ウ"ァアァッ!!」

「出すっていうより出ちゃった感じ。許せない、殺す!殺すしか無い!」

「う"ぉおぉおおおおおおおおおおお!!!!」

「そこまでな長くなくても大丈夫」

「ウ"ァアアッ!!!!」

プロデューサーによるアツすぎる演技指導。

 

山下監督はとうとう映らなくなった。

パイロットフィルムが完成した

穢の森(けがれのもり)/ La forêt de l'impureté

プロデューサー 山田孝之 / 監督 山下敦弘

pilote 1'37''

 

撮影の時は黄緑色に見えた部分が、出来上がったパイロット版では加工されて、重く錆びた・・・アシッドな雰囲気の画面にしあがっている。

その中心にいるのは、首を吊られた男性。プラプラと力なく揺れている。

森の中に横たわる、荒い息遣いの芦田愛菜さん。

困惑しつつもゆっくりと目を覚まし、痛みと苦しみに顔を歪める。

体を起こして軽く辺りを見渡す。

足元に落ちている包丁を見つけ拾い、そしてよろよろと立ち上がる。

包丁を握りしめ、首を吊った父親とおぼしき男性をバックに、慟哭に似た絶叫。

そしてタイトル。

La forêt de l'impureté

漢字で縦書きに

穢の森と出ている

 

ハァハァと静かな芦田さんの息遣いが聞こえ、終わる

 

タイトルやスタッフの紹介もフランス語だった。

山田孝之は有村昆さんから批評を受けた

山田孝之がパイロットフィルムを披露したのは「有村昆のバカデミーシネマラボ」と言う番組。

有村昆「そもそも、芦田愛菜ちゃんがー・・どう言う話なんですか?」

山田孝之「えっとー、後ろに首を吊っていたのが父で・・・自殺じゃなくてですね、殺されてるんですよ」(撮影の時は「詮索するな」って説明拒んだのに、あっさり言っちゃうw)

有村昆「この穢の森をプロデュースして、どーして行きたいんです?」

山田孝之「とりあえずこれで映画を作って、カンヌを目指そうと」

 

有村昆「カンヌを取るためにー、今の日本映画じゃないことをやろうとかー、そのー芦田愛菜さんてー、もっとも親殺しから遠いイメージじゃ無いですか。あえて逆をやることで、皆んなのびっくりさせたいとか、その度肝抜かせたいって言う、そのコンセプトが僕はすごくー、なんか見えちゃう。言葉あれですけど、ちょっとあざとい感じが逆にしちゃってー。今までの俳優の面白いことを色々やってるなかで、プロデューサーに回った時に、ちょっとそのあざとさが見えるのが、逆に勿体無いんじゃないかって感じが僕はしたんですけど。

 

長かったので少しまとめて書きました。有村昆さん、さすがに見てるなって思った。

そして、続けて言います。

 

有村昆「カンヌ映画祭のパルムドールを獲るんだって言う、大前提の元で行くんであれば、世界のクリエーターがパルムドールを獲ろうとしてる中、やっぱり山田さんらしい、山田さんがやりたい事をやった方が、それ(カンヌっぽい作風)に寄せて寄せてって言うのにやって、獲れなかったらじゃあ次もそれにまた寄せてって言うのは方法論としては逆なんじゃ無いかって言う考え方ですね(つまりパルムドールから遠ざかっている)

 

山田孝之「でもだって実際みんな狙ってますよね、狙ってやってってますよ。あざとくて俺良いと思うんですよね、別に・・

 

語尾に少し気持ちの綻びが見えたような、そうでもないような・・・?どうなんだろう。

まとめ

山田孝之は意見を曲げなかったけれど、どこかしら迷いを匂わす最後のシーン。

 

有村昆さんの指摘は山田孝之の心に鋭く針の様に突き刺さったんじゃないかと思います。

まだまだ早いかも知れないけれど、ここが物語のターニングポイントのフラグになるのかも。

 

第2話では天願監督に「作家の中にある、整理されてないものを原型のまま出す」とも言われていましたね。それを思うと山田孝之の言う「狙って出す」と言うのは、有村昆さんの言う様に少しズレている気もします。

 

今日のエピソードは特に、どこまで台本でどこからドキュメンタリーな部分なのかを探って観てしまいました。

モキュメンタリーを観てる時の感覚は、プロレスを観てる時のそれと似ている気がします。「どこから台本でどこからガチでやってるんだろう?」って。

有村昆の演技は、批判してください、だけ言われて後はアドリブ??

次回 第4話 山田孝之 金を集める

名刺交換をしながら、いろんな人に会う山田孝之や芦田さん、そして山下監督。

ウシジマくんの撮影現場もあったような??

有村昆さんからはあざといと評されたけれど、スポンサーになってくれそうな人は現れる・・・?

 

次回も気になります!

 

エンディングは芦田愛菜さんが合同会社カンヌの中で一輪車で遊び、それをソファに座った山田孝之が眺めている絵で画で終わり。

小学校でもやってるのかな、うまい。

山田孝之のカンヌ映画祭 フォトギャラリー:テレビ東京

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前作の「 山田孝之の東京都赤羽」はAmazonプライム・ビデオで観られます。もしよろしければチェックしてみてください。二週間の無料体験もありますよ。

 

ひかりTVなら「山田孝之のカンヌ映画祭」の一週間見逃し放送があります。放送六日前には次回の話が見られます。

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山田孝之のカンヌ映画祭あらすじ感想

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